2023.3.10
インテリアコーディネーターの秋山富美子です。
築20年などのリノベーション、この機会に給湯器の交換をするケースが多いのですが、昨年は大手住宅メーカーや一部のリフォーム会社以外は給湯器の入手が結構厳しい状況でした。今は少しづつ入るようになってきましたが、それでもまだ順番待ち・・・。そんな中このような話をするのは心苦しいのですが…
自宅の給湯器が壊れた時にお話を…オール電化でエコキュートを入れています。当時はオール電化が普及し始めたころだったので思い切りました!
そのエコキュートが壊れたのは、忘れもしません2020年夏、コロナ禍の猛暑です。
あるとき、エコキュートのコントローラーにエラー表示が…調べてみると一部の電気系統の部品の故障。メーカーのサポートセンターに連絡して聞いてみると、これまでは部品交換での修理だけで済んだのが、その機種自体も生産して無く(15年がたっているので当然かなと)部品も生産中止に。もちろん在庫もありません。
で、言われたのが・・・「本体の交換しかありません」と。
なんということでしょう⁉(こんな時にも使う言葉なんですね~)
エコキュートのタンクに残っているお湯は貴重なものに。そこから急いで調べて一番早く工事をしてくれるところはないか、また仕事の関係の取引先にも最短納期を調べてもらったり、設備屋さんに最短出来る工事日程を出してもらったりと…もう大変!
結局早くて4日でエコキュートが入ることになり、それに合わせて何とか工事を組んでもらい、またエコキュートを入れるのにお隣さんの敷地から入れないと入らないので、お隣さんにお願いをしに行きとてんやわんやな一日になりました。
そしてエコキュートが入るまでの間は毎日銭湯通い。あまり遅くならないように気を付けて。銭湯の時間を優先に夜の時間を過ごしました。
(銭湯の営業時間ってだいたい夜12時くらいまでです)銭湯が近くにあって良かった!
4日後、無事エコキュートが設置され、自宅のお風呂に入ることが出来ました。(ホッとしました)この出来事、夏だったのでまだ良かったですが、冬だったらと思うと…もっと大変でした。
そこで身に染みてわかったことは…
住宅も10年ごとにメンテナンスが必要に。特に設備は壊れるのは10年~15年が目安。家電製品と同じです。ただ部品交換で修理が住む場合もありますが、それはだいたい10年以内が目安。それ以上ですと部品が無い場合が…。給湯器は今の暮らしに欠かせないですよね。10年以上たっていたらひとまず点検、また壊れる前に交換するのをお勧めします。
まだまだ給湯器が品薄だったりします。工事屋さんなどに確認してみてくださいね。
この時の急な出費はお会いした時に聞いてください。職人さんはいつもお客様の前で笑い話で伝えてくれます。
皆さんも家の中の設備、築年数、リフォームしてからの年数を確認してみてくださいね。気づいたら早めの交換を。
(※エコキュートは普通の給湯器より高めです)
ご依頼くださる方の暮らしから収納とどうしたらラクに快適に過ごせて、
ちょっと素敵なインテリアの暮らしができるかを考えてコーディネートをしています。1か月後、半年後と日が立つごとに自然と暮らしに馴染み、いつもの日常になってもらえるのが一番だと思っています。