2021.4.3
インテリアコーディネーターの秋山富美子です。
最初のブログなので我が家の家つくりのお話をしますね。
都心?の一戸建て(3階建)狭小住宅。建築条件付きの土地を購入して建てました。以前はマンション住まい。広さはありましたが使いにくい間取り。引っ越してきた当初は子供たちに家が狭くなった!とクレームを言われた覚えがあります。
自由設計でしたので、(間取り)は私自身が考え、ショールームに足を運び設備関係も選びました。予算や使用できるものがある程度決まっている中からどうやって納得のいくようにするかが難しかったのを覚えています。
“動線”を考えてしっかりとプランしました。それまでの住まいはメゾネットではありましたが、ほとんどワンフロアで生活していたようなもの。その暮らしから3階建ての暮らしになるわけですから…
家事動線はしっかり考えキッチンの位置、洗濯機と干す場所⇒WIC、キッチンや洗面台の高さ、朝起きてからの家族それぞれ行動などなど…これは「理想はこんな間取り♪」「こんな部屋♪」なんてことよりかなり重要なことなんです!家つくりは“理想”ばかりが先に行ってしまい、現実的なところが見えないんですよね。
しかも男の子3人。現在の家に引っ越した当初は中学2年生、小学校6年生、小学校2年生でした。それぞれに個室と夫が希望する書斎という名の無用な部屋(ここは小さな和室です)。夫婦の寝室にWIC、トイレが2つにお風呂広め、LDKです。こうやって聞くと、どんなに窮屈な家なのだろう⁈って思いますよね(笑)
私もそう思います!ですが…狭小住宅を快適に過ごせる“家”にするには適材適所の収納と動線がカギ。適材適所の収納は家事動線と家族の行動動線で考えます。それが決まるとどこにスイッチや照明が必要か、どの位置にコンセントが必要か、テレビの位置・ネットの配線などがわかってくるわけです。コンセントも、例えば…ベッドに入ってから電気を消したいから、ベッドの横とか、キッチンの家電の位置に合わせてコンセントを増やして置くとか…。
それから壁紙選びに家具選び・・・・などなどをしていくわけです。ざっと簡単ですが、流れ的にはこのような感じでしょうか?
現在14年ほどたちますが、それほど不便さを感じたことはありません。ただ、設備関係(コンロや食洗器、給湯器などは老朽化で交換を余儀なくされました(汗)⇒これは仕方ないですね…。やはり家電や設備関係は10年が目安というところでしょうか…。
また、我が家の場合子供たちが独立して子育てが終了。現在は子供部屋の一部屋を夫がリモートワークで贅沢に使っております。
“子供部屋”は案外短い期間だけで、自分たちの老後の方が長~いかもですね。住まいを考える第二の時期に入ったところです。
また時々、収納方法や間取りについてはブログでお話しをしていきますね。。。
ご依頼くださる方の暮らしから収納とどうしたらラクに快適に過ごせて、
ちょっと素敵なインテリアの暮らしができるかを考えてコーディネートをしています。1か月後、半年後と日が立つごとに自然と暮らしに馴染み、いつもの日常になってもらえるのが一番だと思っています。